鳴門競艇場は徳島県鳴門市にある競艇場です。
鳴門海峡からほど近い場所にコースがあるものの、波やうねりなどによる水面変化はほとんどありません。
ただし予想が難しい競艇場で、1号艇有利のセオリーが通用しないレースも多数あります。
特徴やコツを押さえておきましょう。
鳴門競艇場の予想のコツ
1号艇を頭で買うのは危険
競艇では1号艇を本命とするパターンが定番で、1号艇を中心に予想を立てていくでしょう。
確かに他の競艇場であればそれでも問題はありませんが、鳴門競艇場に限っては危険です。
1号艇を本命にすると、予想を大きく外してしまうおそれがあります。
他の号艇が1着になるレースも多いため、1号艇を本命にするのは避けたほうがよいでしょう。
1号艇の勝率が低い理由は、1マークの幅にあります。
コースレイアウトが独特の鳴門競艇場ですが、1マークが極端に狭く、ホーム側はわずか45メートルしかありません。
バック側についても80メートルと狭いため、インから攻めにくい構造といえます。
他の競艇場よりもアウトコースが強い
上でも触れたように、鳴門競艇場は1号艇などインコースの勝率が低い特徴があります。
一方、他の競艇場と比べてアウトコースが強いため、レース展開によってはアウト側が上位を占めることも考えられます。
まくりが決まるとそのまま決着が付くレースもあるので、3・4号艇に配置された選手には注目しておきましょう。
また、風による影響も理由として挙げられます。
風の影響でスタートのタイミングが読みづらく、出足が不揃いになることも多いのです。
その結果、アウトコースからのまくりや差しが決まりやすくなっています。
特に追い風の受けた号艇は一気に出ていきますので、風向きには気を付けましょう。
地元在籍の選手が穴を演出することも
鳴門競艇場はコースの大きさなどが独特であり、他の競艇場とは違った技術が求められます。
水面や水質にも特徴がありますので、予想の際は地元選手に注目することもコツです。
やはり他の競艇場と同じく、鳴門競艇場も地元支部に在籍する選手が強い傾向にあります。
意外な穴を演出することもあるため、本命で狙っていくのもよいでしょう。
もちろん他からの招待選手が勝つレースも少なくありません。
しかし1号艇の勝率が決して高くはないため、
地元選手は鳴門競艇場の水面・コースに慣れていますが、これが大きな強みです。
手堅くいく場合はもちろん、大穴を狙っていく時も地元選手を予想に組み入れていきましょう。
鳴門競艇場の特徴
鳴門競艇場は長い歴史を持つ競艇場の一つで、2016年4月にリニューアルされました。(リニューアル前の特徴やコツがあてにならないケースもあるので要注意)
水質は海水ですが、防波堤が設置されており、波やうねりの影響はほぼ受けません。
潮の満ち引きで水位こそ下がるものの、うねりの影響は無視しても問題はないレベルです。
ただし、コースは潮の流れが速いとされており、乗りこなすには技術が必要です。
先に触れたとおり、3・4号艇の出方には気を付けておきましょう。
なお、1マークバック側の一部は選手に「鳴門の花道」と呼ばれています。
レース結果に影響しやすく、ここでアウトコースの選手が一気に出る展開もあります。
鳴門競艇場は風の影響も受けやすいですが、風向きには注意が必要です。
例えば他の競艇場の場合、向かい風の時はインが有利といわれますが、鳴門競艇場に関しては逆の結果となります。
特に3~5号艇の1着率が高くなりますので、予想する時は注意しておきましょう。
一方、追い風はまくりや差しの決まり手が多く、2~4号艇の勝率が高くなっています。
特に鳴門競艇場は強い追い風が吹きやすいため、風が強い日は2号艇にも注目してみましょう。
まとめ
鳴門競艇場は1号艇の1着率が極端に低く、全国でもワーストレベルです。
年間を通して40%台に留まりますので、本命として狙っていくには少々不安が残ります。
A級選手を配置していても盤石とはいえませんので、他の号艇の周回展示もしっかり確認しておきましょう。
一方で、他の競艇場よりもアウトコースが強い傾向にあります。
1号艇の勝率にやや不安が残るため、アウトコースの号艇を中心に予想を立てていくのもコツです。
特に3・4号艇は1着率が非常に高くなっていますので、大穴ではなく本命に据えるのもよいでしょう。
なお、鳴門競艇場は地元選手が穴を演出する特徴のレースもあります。
地元選手はコースに慣れているため、実績や周回展示を参考にして予想へ反映させていきましょう。
競艇場名 | ボートレース鳴門 |
住所 | 徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48-1 |
電話番号 | 088-685-8111 |
公式サイト | こちら |
公式ライブサイト | こちら |
公式YouTubeチャンネル | なし |
耳寄り情報 | 各種キャンペーンあり |