津競艇場の予想のコツと特徴！ボートレース津の勝ち方

津競艇場は伊勢湾沿いに作られた競艇場です。
時折大万舟券が飛び出すことでも有名な反面、全国屈指の予想が難しい競艇場としても知られています。
勝つためにはさまざまな判断材料を集めコツや特徴を知り、かつ気象条件を加味する必要があります。

津競艇場の予想のコツ

本命サイドの決着も多い

津競艇場のレースは荒れやすいものの、本命が勝ちやすい傾向にあります。
特に企画番組には注目したほうがよいでしょう。

津競艇場では、第1レースと第5レースに本命となる企画番組が組まれています。

これらのレースに関しては、1号艇を中心に予想を立てていけば問題はありません。

一方、他のレースについても1号艇の1着率は高く、本命と考えて差し支えないでしょう。
ただし第1・第5レースに比べて1着率は落ちますので、他にA級選手が配置されているレースは注意が必要です。

外枠が勝利するのは困難

津競艇場のコースはインが有利な特徴の形状になっており、1号艇の1着率の高さからもそれが見て取れます。
特に1マークのバックが全国の競艇場の中でも特に広く、スタートから全速力で攻めていけます。
このためスタートが重要でもありますが、全体を通してイン側の号艇が有利といえます。

反対にアウト側の5・6号艇は1着率が低く、本命とするには厳しいでしょう。
風向きや風速にもよりますが、特に6号艇の1着率は1～3%台に留まります。
5号艇はもう少し高いものの、2・3号艇には及びません。

万舟券を狙うならまだしも、外枠の号艇は勝利が非常に困難です。
3連なら多少狙い目もありますが、通常は5・6号艇を外して考えましょう。
ただし、5号艇は風速次第で強くなる傾向があるので、知っておいて損はない予想におけるコツです。

季節による風の状態に注意

競艇場は立地によって風の影響を受けやすいですが、津競艇場も例外ではありません。
コースは伊勢湾に面しており、季節ごとに風向きや風速が変わることに注意が必要です。

特に気を付けたい季節が夏と冬です。
夏は伊勢湾からの季節風の影響を受けやすく、レースの多くが強い追い風になります。

冬は鈴鹿山脈から強い向かい風が吹く特徴にあります。

急に風向きや風速が変わることもありますので、当日の状況は入念にチェックしましょう。

津競艇場の特徴

津競艇場は伊勢湾の近くにありますが、潮の満ち引きの影響はほとんど受けません。
平常時は水位の変化やうねり・波に悩まされることはないものの、前述のとおり風の影響を受けやすく、強風時はレースの展開が劇的に変化します。

風向きによって若干変わりますが、追い風の時はインが有利になり、向かい風の場合はアウト側の号艇の1着率が上がります。
鈴鹿おろしによる風は大きな影響がありますので、その日の気象はもちろん、レース直前の状況も確認する必要があります。

一方でコースは1・2マークともに広くなっており、インが有利な作りになっています。
特に1マークは非常に広く、インからの逃げが決まることも珍しくありません。
最初のスタートこそ肝心ですが、1号艇の勝率が悪くないため、本命に組み入れるのがおすすめです。
第1・第5レースは1号艇にA級選手を配置しますので、特に狙い目といえます。

なお、モーターは毎年9月頃に交換時期を迎えるので、コツを知りたい場合には覚えておきましょう。
この頃は風が比較的穏やかで、セオリーどおりのレース展開になりますが、モーターの性能を参考にしてはいけません。
11・12月頃にデータが揃ってきますので、それまでは気象条件や選手の実力・特徴を参考材料にしましょう。

まとめ

津競艇場は予想が困難ですが、他の競艇場と同じくインが有利な展開のレースも少なくありません。
特に企画番組は必ず1号艇に本命選手を配置していますので、余程でなければ狙い目といえるでしょう。
気象条件などから予想が難しそうな時は、第1・第5レースに絞って舟券を買うのもおすすめのコツです。

一方で、コースの構造からインが有利なことは他の競艇場と同じです。
1マーク付近は特に幅が広くなっているため、1・2号艇が狙い目になります。
5・6号艇を本命とするのは厳しいうえ、1号艇1着で決まるレースが大半を占めます。

ただし、鈴鹿おろしと呼ばれる特徴的な風には気を付けましょう。
日によって風の強さが変わりますので、当日の気象条件の確認は必須です。
季節ごとの風向きも考慮し、予想を立てていきましょう。