常滑競艇場の予想のコツと特徴ポイント！体重や風の影響は？

常滑競艇場は愛知県にある競艇場です。
伊勢湾に面したコースレイアウトになっており、予想が非常に難しい競艇場といわれています。
潮の満ち引きの影響は受けにくい一方で風が強く、選手の経験がレースの勝敗に影響を及ぼす点も特徴です。

常滑競艇場の予想のコツ

スタートが難しいので常滑経験の豊富な選手を狙う

常滑競艇場は予想が難しいとされていますが、その理由はスタートにあります。
伊勢湾から吹き付ける風の強さや風向きが読みづらく、その時によって状況はすぐに変わります。
選手にとっても走りづらい競艇場ですので、たとえスタートが得意でも途中から失速する可能性もあります。

スタートの予想が難しいため、
常滑競艇場での経験が豊富な選手や、実績を重視して選びましょう。

確かに1号艇の1着率は全国でも高めですが、盤石といえるほどではありません。
やはり経験豊富な選手ほど有利なので、常滑競艇場での勝率も加味して予想していきましょう。

風向きや強さを読む

常滑競艇場はコースが伊勢湾沿いに位置しており、季節によって風の強さや風向きが大きく変化します。
このため、予想する際は気象条件をチェックし、風向きなどの影響を反映させることがコツです。

常滑競艇場は主に西向きの風が吹いていますが、風向きが変わりやすい季節もあります。
特に春と秋は風向き・風速とも変化しやすく、レース直前まで気が抜けません。

冬は西風になるパターンが多いうえ、風が非常に強い日もあるため注意が必要です。
風の強さ次第では安定板を装着し、レースが実施される場合があります。

しかし夏は風が比較的穏やかで、風向きもさほど変化しません。
ボートに対して追い風か向かい風かを判断し、有利な号艇を選別していきましょう。

海水利用なので体重の有利不利はそれほどない

淡水を利用した競艇場は水が硬く、体重がレースに影響することも珍しくありません。
体重が重い選手はボートが浮きづらく、スピード勝負が難しいためです。
このため、体重の軽い選手ほどレースで有利になる特徴があります。

しかし、常滑競艇場は海水を利用しており、淡水よりも浮力に優れています。
海で泳いだことがある方は多いと思いますが、海水は物が浮きやすい特徴があります。

もちろん軽いほうがレースで有利になる点は同じです。
ただし、他の競艇場ほど神経質にならなくてもよいでしょう。
一概にはいえませんが、1～2キロ程度の体重差なら無視できるレベルといえます。

常滑競艇場の特徴

常滑競艇場は伊勢湾沿いにあり、海とは水門で区切られています。
潮の満ち引きによる水位の変動はほとんどなく、干満差で波が立つ光景はめったに見られません。
一方で1年中風が吹いており、風の影響で白波が立ったり、水面が荒れたりする場合はあります。

コース形状はやや特徴的で、中でも1マークとスタンド間の幅は40メートルしかありません。

仮にスタートが同時だった場合、インコースの1・2号艇が有利になるのは他の競艇場と同じです。

反対にスタートが良ければ1号艇が1着で決まりといってもよいでしょう。
この点はセオリーどおりで、他の競艇場と同じレース展開になります。

ただし、1号艇の1着率はそれなりに高いものの、必ずしも勝てるわけではありません。

上で触れたように春・秋は風向きが変わりやすいため、ギリギリまで風向きを確認することが重要なコツです。

なお、常滑競艇場は12月にモーターの交換が行われます。
出走回数も少なくなる時期ですので、モーターの勝率をあてにしてはいけません。

まとめ

常滑競艇場は予想しづらく、想定外のレース展開になることもあります。
他の競艇場と比べてスタートが難しいため、出走する選手の経験や勝率を考慮することが重要です。

また、風向きや風の強さも予想へ活かす必要があります。
常滑競艇場はその立地から風の影響を受けやすく、季節によってはレース展開が荒れます。
特に春と秋はやっかいですので、レース直前まで風向きなどをチェックしましょう。

一方で選手の体重はほとんど影響がありません。
常滑競艇場は海水で浮きやすく、多少体重差があってもレースへの影響は軽微です。
それ以上に選手の実績が重視されるため、いっそ体重は無視して予想するのもよいでしょう。

コツを把握しておけば、舟券予想の際に怖いものなしです。