浜名湖競艇場の特徴・予想のコツ！季節やコース形態の影響は？

浜名湖競艇場は浜名湖の西側の一部をコースとして活用しており、水質や水面の大きさなどが他の競艇場と異なる特徴的な存在です。
特に海が近く、季節ごとにレース展開が変わることに注意が必要です。
1号艇の勝率も低いため、予想の際は考慮しておきましょう。

ここでは回収率が安定しない条件やそのほかの知っておいていただきたいコツを案内しています。

浜名湖競艇場の予想のコツ

コース形態的に、選手の実力が結果に反映されやすい

浜名湖競艇場はコースに特徴があり、競艇場の中ではもっとも広い面積を持ちます。
水質は汽水のため潮の干満差もありますが、それ以上にコースの形態に注意しなくてはいけません。

ポイントとなるのは1マークのバック付近で、広さが126メートルもあります。

このため、モーターやボートの性能よりも選手の実力・実績がレースに影響しやすいわけです。
これまでの勝率などをチェックし、予想に反映することが大切なコツです。

競艇はインコースが有利とされていますが、浜名湖競艇場に関しては一概にいえません。
セオリーどおりにいくと外すレースも多いため、選手の実力に注目しておきましょう。

季節によって傾向に差がある

浜名湖競艇場は水質が汽水で、その立地から風の影響を受けやすく、季節による差も考慮しなくてはいけません。
このため、季節ごとにレース傾向が変わる特徴があります。

1号艇を本命にすると高回収率が期待しにくい

浜名湖競艇場は1号艇の1着率が50%を超えています。
2回中1回は1着になる計算ですが、基本的に1号艇は本命にしないほうがよいでしょう。

浜名湖競艇場は1号艇にA級の選手を配置し、2～6号艇にB級選手を配するレースも珍しくありません。
勝率は1号艇がもっとも安定しており、3連単狙いでも組み込むべきといえます。

一方、安定性があるものの高い配当は見込めません。
これはどの競艇場でも同じですが、浜名湖競艇場も回収率は低くなりがちです。

先に触れたとおり、季節ごとに本命を変えていくべきです。
安定性重視であれば1号艇狙いで問題ありませんが、回収率を高めたい方は季節を意識しましょう。

浜名湖競艇場の特徴

浜名湖競艇場は水質が汽水で、時間によって潮の満ち引きがあります。
しかし干満による水面の高低差や波の影響は受けづらく、結果に関わるレースは少なめです。
一方、前述のとおり風の影響が大きく、季節によってレースの展開が様変わりします。
全国の競艇場の中では予想が難しい部類に入りますので、立地や気象条件は念頭に置いておきましょう。

浜名湖競艇場はコースにも特徴があります。
他の競艇場と比べてコース自体が非常に広く、1マークは幅が126メートル、2マークも75メートルです。
条件が同じであればどの号艇からも攻めやすく、スピード勝負になることも珍しくありません。
決まり手も豊富で、逃げだけではなく差しやまくりなどで決まる場合もあります。

ただし、コース幅が広いことからアウト側のボートが不利な展開も多いです。
仮にダッシュで先に出たとしても、イン側のボートにターンで差が詰められるパターンもあります。
安定性重視であれば、イン側の1・3号艇を中心に予想を立てるべきです。

しかし、1号艇を本命にすると回収率が低くなります。
これも先に述べたとおりですが、トリガミ状態にならないよう気を付けましょう。
勝負に出るなら比較的勝率の高い2・3号艇を狙うのもおすすめです。

まとめ

浜名湖競艇場は全国でもっとも広いコースを持っており、イン・アウトどちらからも攻めやすいうえ、決まり手のバラエティも豊富にあります。
選手の実力が発揮されますので、浜名湖競艇場での実績を予想に反映させることが重要なコツです。

しかし風の影響を受けやすく、季節によってレース傾向が変わる点に気を付けましょう。
特に春は風の強さ・風向きとも変わりやすいため、狙いどおりの展開にならない場合もあります。
秋もモーター性能がレースに関わりますので、選手のコメントもチェックしましょう。

浜名湖競艇場はコースの形状から1号艇の勝率が安定しています。
一方で配当は低くなりがちで、トリガミになることも珍しくありません。
そう考えると本命にはなりくいため、2・3号艇をメインにしていきましょう。