尼崎競艇場の舟券予想のコツと特徴データ！！独特の風に注意

尼崎競艇場は兵庫県の尼崎市にあり、人工池をコースとして利用しています。
水質は淡水ですが、非常にベーシックといわれており、セオリーどおりの予想が通用しやすい競艇場です。
ただし、3連単を予想する際にはアウトコースに注意が必要なほか、風もレース展開に影響を及ぼします。

尼崎競艇場の予想のコツ

1号艇が圧倒的に有利

他の競艇場と同じく、尼崎競艇場も1号艇の1着率が高くなっています。
この点はセオリーどおりともいえますが、大半のレースで本命にしてもいっさい問題ありません。

全国にある競艇場の中でも、尼崎競艇場はインが有利な特徴を持ち、1号艇は60%近い1着率を誇ります。
全国でもトップクラスですので、ほとんどのレースは本命となります。

インが勝ちやすい理由は、尼崎競艇場独特のコース形状と広さにあります。
尼崎競艇場は2マークから1マークまでほぼ一直線になっており、コースの横幅も余裕が取られています。
このためイン側の号艇は旋回する余裕が大きく、そのまま逃げ切るレース展開の特徴も珍しくありません。
しかし、後述する風の影響もありますので、風が強い時の予想は気を付けましょう。

2着・3着はアウトコースも来る

インが強いことから、1号艇の勝率も高い尼崎競艇場ですが、2着・3着についてはそうとも限りません。
確かにインが優勢になるレースが多いものの、アウトコースには気を付けましょう。
特に2連・3連単を狙う場合、2・3号艇を選ぶ方は多いと思いますが、時にはセオリー無視の予想も必要になります。

特に4号艇の3着率は全国でもトップレベルで、およそ20%程度になっています。
問題は2着ですが、3～4号艇の2着率がほぼ横並びである反面、6号艇も6%前後と悪い数値ではありません。
このような特徴があるのでから尼崎競艇場は2・3着は予想が難しいため、選手の実績やモーター勝率を入念にチェックすることが大切で、コツになります。

冬は強風が吹くことも多く向かい風に注意

尼崎競艇場は季節によって風の影響を考慮しなくてはいけません。

尼崎競艇場に吹き付ける風は主に向かい風です。
ほぼ1年中同じ風向きですが、冬の六甲おろしに関しては話が別で、他の季節より風速が強い傾向があります。

センター・アウトコースの号艇が上位を占める展開も考えられますので、慎重な予想が求められます。

もちろん1・3号艇が1～3着を占めるというセオリーどおりのレース展開もあります。
ただし風の影響を無視できませんので、実際はそうとも限らないことを念頭に置いておきましょう。

尼崎競艇場の特徴

尼崎競艇場の水質は淡水で、非常にシンプルな人工池をコースとして使用しています。
水質・水面ともに他の競艇場のような癖がない反面、選手の実力がレースに影響を及ぼしやすいといえます。
1号艇や地元選手が有利な傾向は変わらないものの、意外な選手が上位に入り込む展開も考えられます。

尼崎競艇場はコースの作りもあまり特徴がなくてベーシックです。
端から端までほぼ一直線に作られており、1・2マークとも幅が広めに取られています。
どの号艇も旋回しやすく、センター・アウトコースの号艇が健闘するレースもあります。
特に風が強い日はダッシュが難しいため、センターからのまくりに注目してみましょう。（注目したいコツ）

風はほぼ1年中向かい風が吹いていますが、季節によって若干傾向が変わります。

なお、モーターの交換時期は毎年4月頃です。
モーターの性能がガラッと変わりますので、この時期の予想のコツとも言えます。

まとめ

他の競艇場と同じように、尼崎競艇場は1号艇の1着率が高くなっています。
コース形状による影響もありますが、どの号艇も余裕を持って旋回できるため、1号艇がインから逃げ切るパターンも一般的です。
もし本命選びで迷った時でも、1号艇を選んでおけば大きく外すことはありませんし、予想のコツとしても無難です。

ただし、2・3着枠は予想が立てづらく、どの号艇にもチャンスがあります。
アウトコースの号艇が上位に入り込んでくるレースも珍しくはないため、選手の実力やモーターの勝率も加味して選びましょう。

風にも注意が必要です。
特に冬場は強い向かい風が吹く日も多く、インコースがやや不利な展開も見られます。
センター・アウトからまくりで決まるレースもあるため、まくりが得意な選手に注目してみましょう。