住之江競艇場は大阪市の住之江区にあり、ファンが多く詰めかけることからメッカとも呼ばれていますが、立地や水質の影響には注意が必要です。
比較的セオリーが通用しやすいものの、慣れていないと予想を外すことも少なくありません。
何よりも選手の実績やモーター性能を予想に取り入れることが重要なコツになります。
住之江競艇場の予想のコツ
特殊な水面のため大阪在籍の選手が有利
住之江競艇場は淡水ですが、工業用水を活用しており、雨水と混ざり合って独特の硬さになっています。
淡水は海水と比べても浮力が弱く、ボートのスピードを出しづらいのが特徴です。
このような特殊水面のため、レースでは地元出身の選手が有利になる特徴があります。
やはり地元選手は住之江競艇場の水面に慣れていますので、他の地方の選手よりも勝率が高めです。
ただし、後述するモーターの性能も考慮する必要があります。
A級選手でもモーター次第で結果が変わりますので、セットにして予想を立てていきましょう。
1号艇の信頼度が高く予想を組み立てやすい
1号艇の1着率が50%を切る競艇場も中にはあります。
しかし、住之江競艇場に関しては1号艇を中心に予想を立ていきましょう。
なぜなら1号艇の1コース取得率がほぼ100%になっており、1着率も全国平均を上回ります。
一般的な1号艇有利のセオリーが通用しますので、他の号艇で勝負に出なければ大きく外すこともありません。
第5レースの「住之江ファイブ」は企画番組で、1・6号艇に主力選手を配置しています。
他のレースについては、1号艇にB級選手を配置している場合もあります。
ただし、B級でも地元選手であればセオリーどおりの予想で問題ありません。
モーター実績を重視する
住之江競艇場はモーターにも注目しましょう。
予想を立てる際には選手の実績も重要ですが、モーター実績を確認が必要です。
先に触れたように住之江競艇場は水質が独特で、モーターの性能・調整差が顕著に現れます。
特にスタートに違いが出てきますので、選手コメントなどから良し悪しを見極める必要があります。
各選手の周回展示でモーターの性能と選手の走りをチェックしておきましょう。
なお、住之江競艇場は毎年3月にモーターの交換が実施されます。
そのため、春に開催されるレースではモーター性能が見極めにくく、選手の調整次第で勝率が大きく変動します。
モーター実績も乏しいことから、選手の実績を重視することが大切です。
住之江競艇場の特徴
住之江競艇場は民間企業が施設を管理し、複数の市が合同でレースを主催している特徴のある競艇場です。
コースは住之江公園の西側にあり、コンクリートで囲まれています。
スタートやゴールの近くには噴水が設置されており、レース開催時には噴水を出す演出が行われます。
工業用水を使用しているため水質は硬く、体重の重い選手はスタートや加速で不利になります。
各レースはモーターや選手の実力差が出やすいものの、体重を考慮して予想を立てることが重要です。
一概にはいえませんが、体重がもっとも軽い選手より3~4キロ重い選手は候補から外すべきです。
1号艇の勝率が高いことも先に述べたとおりですが、2号艇の1着率も注目に値します。
2号艇の1着率は約19%となっており、全国の競艇場でも上位に食い込むほどの数値です。
確かに他の競艇場と同じく1号艇が有利ではあるものの、2号艇も本命とするには十分な勝率といえます。
反対にアウト側になる4・6号艇は勝率が低く、ほとんど差がないことに注意しましょう。
特に3連を狙っていく場合、1・2着については1・2号艇を選べば問題ありません。
しかし、アウト側はほぼ横並びですので、モーターの実績や選手の実力を加味して選ぶことがコツです。
一方、インの勝率が安定していることから、高配当の舟券はさほど多く出ません。
想定外の展開になるレースもありますが、めったにないので注意しましょう。
まとめ
住之江競艇場は水面が特殊になっており、海水を使った競艇場と比べて水質が硬く浮力がありません。
このため、大阪在籍の地元選手が有利になるレースが多く見られます。
予想する時は地元選手かどうかをチェックしましょう。
ただし体重もレースの結果を左右しますので、重たい選手については候補から外すべきです。
また、他の競艇場と同じくインの勝率が高い傾向があります。
特に1号艇は全国平均を上回っているため、1号艇中心で予想を組むとよいでしょう。
住之江ファイブのように、1号艇をメインにしたレースもあります。
選手の調整次第で大きく変わりますので、実績を重視して判断しましょう。
競艇場名 | ボートレース住之江 |
住所 | 大阪府大阪市住之江区泉1丁目1−71 |
電話番号 | 06-6685-5112 |
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