びわこ競艇場は滋賀県の大津市にある競艇場です。
コースは琵琶湖の一部分を使用しており、水質は淡水のためやや硬めになっています。
ただし、他の淡水を用いた競艇場とは異なり、特有のうねりに注意しなくてはいけません。
予想が難しいレースもありますので、特徴やコツを把握する必要があります。
びわこ競艇場の予想のコツ
1号艇は信頼しづらい
一般的な競艇場では、インコースが有利な展開になりがちです。
特に1号艇の勝率が高く、大半のレースで1着になるところも珍しくはありません。
しかし、
確かに1号艇の1着率が高いものの、年間平均で47%程度に留まっており、他の競艇場に比べて低い水準にあります。
例えば1号艇の1着率がもっとも高い大村競艇場などは、60%以上の高い確率をキープしています。
そう考えると、びわこ競艇場の1号艇は見劣りしてしまうでしょう。
このため、1号艇を本命にすると痛い目にあう危険が潜んでいます。
レース展開や配置される選手によりますが、2~4号艇も狙っていくとよいでしょう。
出足の善し悪しが結果に大きく関わる
びわこ競艇場のイン逃げが困難な理由の一つに標高の高さが挙げられます。
競艇場は標高80メートル程度のところに位置しており、気圧の関係でスタートが難しく、モーターの加速も利きにくいです。
気圧が高くなるとモーターの出力が弱くなり、風やうねりの影響を受けてしまいます。
これが1号艇の1着率が低い理由でもありますが、他の号艇も同様に影響があることに注意が必要です。
現在のびわこ競艇場は減音モーターを使用しており、他の競艇場と比べても出足の難しさが目立ちます。
たとえ1号艇でも出足が悪いと最後まで結果が分かりません。
モーターの性能はアテにしないのが賢明です。
うねりに注意する
びわこ競艇場は琵琶湖の一部をコースに使っているものの、独特の波やうねりが発生します。
こうした現象もレースの結果に影響するため、予想に反映していく必要があります。
琵琶湖は水面の変化が大きく、主に水位や季節、風の影響によってうねりが起こります。
特に春はうねりが生じやすく、他の時期と比べて予想が難しくなります。
ただし追い風の時もうねりが発生しますので、レース当日の風向きにも注意が必要です。
コース形状の関係からイン側にうねりが入りやすいため、1号艇の1着率が低い理由にもなっています。
他方で地元選手はうねりに慣れていますので、迷ったら選手の勝敗数など実績を参考にしましょう。(意外と重要なコツです)
びわこ競艇場の特徴
びわこ競艇場は1年間を通じて水面変化が大きい点も特徴で、海と同じように水面の満ち引きがあります。
ただし、風の強さや向きによっては小さなうねりが起こるため、レース当日の水面状況には注意しましょう。
コースも特徴的で、横ピットという形状を採用しています。
特に1マークは幅が狭く、ピットとマークの間が44メートルしかありません。
それに対して2マークは幅が広めに取られており、70メートル以上もあります。
横ピットの競艇場は限られた数しかないため、びわこ競艇場に慣れていない選手は苦戦しやすい構造です。
なお、びわこ競艇場では6月頃にモーターの交換が行われます。
もしモーター性能を参考にするのであれば、この時期のレースには気を付けましょう。
前年のデータは全くアテになりませんので、各モーターの傾向が判明する9月頃まで待つのもおすすめのコツです。
まとめ
近畿にはいくつかの競艇場がありますが、びわこ競艇場ほど予想が難しいところはありません。
淡水とはいえ琵琶湖特有のうねりがネックですので、季節や気象条件によっては想定外のレース展開となります。
インコースは影響を受けやすいため、本命とするには厳しいでしょう。
特に1号艇は他の競艇場と比べても1着率が低く、信頼性・安定性に欠けるのが特徴です。
前述のようにうねりの影響を受けやすいからですが、地元選手が配置されている場合この限りではありません。
モーター性能を参考にする方も多いと思いますが、びわこ競艇場は出足が結果を左右します。
特に6月頃はモーターの交換時期に当たるため、性能はアテにしないのが賢明でしょう。
地元選手の実績や勝率を重視して予想することがコツです。
競艇場名 | ボートレースびわこ |
住所 | 滋賀県大津市茶が崎1-1 |
電話番号 | 077-522-1122 |
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