三国競艇場の重要な特徴と予想のコツとは？差しが有利で風の影響が大きい

三国競艇場は福井県の坂井市にあります。
日本海側では唯一の競艇場で、プールの中に淡水を満たした水面が特徴です。
その立地から天候の影響を受けやすく、レースが荒れた展開になることも珍しくありません。
予想する際は選手の得意な決まり手・特徴のほか、風の影響も考慮することがコツになります。

三国競艇場の予想のコツ

差しが得意な選手が有利

三国競艇場の予想で気を付けておきたいのが「差し」です。
1号艇の逃げで勝負が決まるレースも多いものの、差しが決まることも珍しくありません。
このため、差しが得意な選手が強い特徴にあります。

三国競艇場は他の競艇場と同じくインコースが有利な構造です。
しかし1号艇の勝率がやや低く、その分2号艇の1着率が高くなっています。
全国の競艇場でもダントツの1位で、差しによる勝利が目立ちます。
2号艇からの差しが決まりやすいため、1号艇で安定とはいきません。

ただ、3～6号艇も差しで決まるレースが多いため、周回展示を確認する必要があります。

積極的に差しを狙っている選手がいないかチェックしましょう。

他の競艇場よりも風の影響が大きい

三国競艇場は1年を通して風の影響を受けます。
比較的穏やかな日が多いものの、中には強風が吹いてボートが揺れる日もあります。

海風か季節風かで風向きが変わりますが、追い風の日はインが有利な展開になります。

なお、追い風の日は2号艇が有利な展開になりがちです。
上でも触れた1着率に影響しますので、普段1号艇を本命にしている方は注意しましょう。

しかしほとんど差がありませんし、追い風のときより若干高いという程度です。
インが若干不利になるものの、向かい風でもインが優勢と考えて差し支えありません。

天気が悪い日に穴狙いをするのもおすすめ

三国競艇場の3連単配当は全国平均とほぼ同等ですが、大穴を狙っていくのも予想のコツです。
特に天候が悪い日のレースは予想が難しく、予想外の展開になることも珍しくありません。
アウトコースの号艇が1着になることも考えられるため、天候次第では予想が難しくなるのです。

そのため、あえて定番を狙わずに大穴狙いで勝負してみるとよいでしょう。
全国平均が約20%ですので、三国競艇場が特別に高いわけではありません。
普段はセオリーどおりに手堅い予想を行い、天候の悪い日や荒れそうな時に大穴を狙っていきましょう。

特に6号艇が絡みそうなレースでは、驚くような高配当が出る可能性もあります。
確率は低いですが、荒れそうな時こそ大穴狙いで6号艇を組み入れてみましょう。

三国競艇場の特徴

三国競艇場は水質が硬く、選手にとっては走りづらい水面といえます。
水面は潮の満ち引きがありませんし、流れが変わることもないため、変化に乏しいことも特徴です。

しかし、日本海側から吹き付ける風や季節風が影響し、1年を通じて追い風が吹いています。
このため追い風の日が多いものの、途中で風向きが変わったり、向かい風になったりする場合もあります。
季節ごとに風向きや強さが変化しますので、各季節に合わせた予想も必要になるでしょう。

春先の三国競艇場は、時折強い向かい風が吹くこともあります。
1マーク近くにある防風壁によって多少風速が遅くなるものの、レースへ影響する場合も珍しくありません。
風の強さ次第では安定版を付けるレースもありますので、想定外の展開になる可能性も考えておきましょう。
基本はイン有利ですが、向かい風の時はそのセオリーから外れることもあります。

また、冬場は季節風の影響を無視できず、風が強い日のレースは水面が荒れたり、ボートが横風に流されたりします。

安定性のある選手や、三国競艇場に慣れた選手を本命に組み入れることをおすすめしますし、予想におけるコツですよ。

まとめ

三国競艇場は水位の変化はありませんが、風などの気象条件がレース展開を左右します。
風の影響を受けやすい特徴があり、他の競艇場よりも予想へ反映させていかなくてはいけません。
向かい風の時は展開が予測できないレースも多いですが、追い風の時はインが有利になります。
特に2号艇の1着率が高くなりますので、選手の実績を見て本命にするのもよいでしょう。

また、差しが得意な選手を中心に予想を立てていくこともコツです。
差しが決まりやすい2号艇はもちろん、選手の決まり手傾向を見ながら予想していきましょう。

天気が悪い時もありますが、その際は大穴を狙う価値があります。
時折高配当が期待できるレースもあるため、予想が難しいと感じたら狙っていきましょう。