多摩川競艇場の予想のコツと特徴！スピード勝負になりやすい

多摩川競艇場は、淡水で水面が非常に穏やかなことから、一見予想しやすいと考えられがちです。
しかし予想に反するレースも多い点も特徴で、奇をてらわずデータなどに基づいた予想が求められます。

多摩川競艇場の予想のコツ

風の影響が少なく、スピード勝負になりやすい

多摩川競艇場は、関東にある競艇場の中でも非常に広いコース特徴を持ちます。
そのため荒れやすいと思われがちですが、実際のレースで水面が波打つことはめったにありません。
なぜなら対岸に防風林が設置されており、風の影響を受けることが少ないからです。（知っておきたいコツ）
日本の競艇場で一番水面が穏やかとも評されることから、風については無視できるレベルでしょう。

風の影響がほとんどないため、各レースはスピード勝負になりやすい特徴があります。
後述しますが、基本的にボートの性能が勝敗を決める点に気を付けましょう。

なお、決まり手として多いのはやはり「逃げ」ですが、アウトコースの号艇は「まくり差し」が多くなっています。
5・6号艇を狙うのであれば、これらの決まり手に注目してみましょう。

機力のあるモーターかどうかの判断が大切

多摩川競艇場は風がレースの結果に影響することはほとんどありません。
その一方、レースの勝敗を分けるのが選手の実力とボートです。
特に注目しておきたいコツが機動力で、モーターの性能により1着率が変わるといっても過言ではありません。

多摩川競艇場は第1マークまでの距離に余裕が取られており、1コースはもちろん、6コースからも攻めるチャンスがあります。
このため良いスタートをきったボートが勝ちやすく、全体的にモーターの性能が勝負に影響しやすいのです。
予想をする際は、各ボートの性能も考慮していきましょう。

ただし、各コースの勝率も考慮する必要があります。
他の競艇場と同じく、1号艇の1着率が高いことに変わりないため、判断に悩んだら1号艇を中心に予想することもコツです。

奇をてらわず基本に忠実な予想が重要

競艇で1着のボートを予想する場合、各競艇場の水面や気象条件、選手の実績などを考慮しなくてはいけません。
場合によっては運も影響しますので、通常とは違ったパターンで予想することもあるでしょう。

しかし、多摩川競艇場に限っては別で、奇をてらうようなことは避けるべきです。
どのようなレースにせよ、基本に忠実な予想をすることが求められます。

多摩川競艇場は水面が静かで風の影響を受けにくいなど、これといった特徴がありません。
スピードが勝敗を分けるレースは多いものの、コースについてもごく平凡な造りといえます。
注意するべき特徴がないことから、1号艇の1着率が他の号艇より若干高い点を押さえておくべきです。

多摩川競艇場の特徴

多摩川競艇場は水質が淡水である一方、鏡のように穏やかな水面が特徴です。
前述のとおり防風林が設置されているため、風の影響を考慮せずに済みます。
この点が他との大きな違いで、潮の満ち引きはもちろん、水面が波打つようなこともありません。
こう見ると初心者向きに思えるかもしれませんが、基本が重要なことから上級者向けの競艇場になっています。

レースはいつもデイレースが開催されており、第1レースは午前11時、最終レースは午後4時半頃に行われています。
ナイターがないために各選手も実力を出しやすく、選手の勝率や実績がレースの着順に影響しやすくなっています。
予想する際は、選手の実績も考慮したほうがよいでしょう。

ただし、

各レースではモーターの性能差が顕著に現れるため、機力のないボートは勝率も下がります。
インからの逃げができず、他のボートに追いつかれることもあります。

一方、モーターの性能差がない時は選手の実力がレースに影響します。
6号艇でも十分に1着を狙えるため、予想はさらに難しくなります。
場合によっては選手のコメントも参考にしましょう。

まとめ

多摩川競艇場は予想がしづらく、上級者向きであることに気を付けましょう。
各レースは風や水面の波の影響を受けずに済むため、それらを排除した予想を立てることが大切です。

特にシーズンを通してスピード勝負になりやすく、モーターの性能が勝敗を左右することも珍しくありません。
ただし、モーターの交換時期にあたる8月は注意が必要です。
性能を確認しづらいため、性能差が判断できるまではレースの予想を控えるのもよいでしょう。

一方、基本に忠実な予想を心がけておけば、勝率を上げることも不可能ではありません。
スタートダッシュも影響しますが、一般的にインを狙いやすい1号艇が有利です。
これに当てはまらないレースもあるものの、奇をてらった予想は絶対に避けましょう。

競艇場によってコツは異なりますが、特徴をマスターすればかなり有利です。